1/24の千葉市LGBTシンポジウム〜誰もが認めあえる千葉市へ〜が無事に終了しました。
主催者の予想を大きく上回る約60名の方にご参加いただきました。
ご協力いただいた皆様、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
会の最後に「レインボー千葉の会」を設立させていただき、今後千葉市で活動していくことを確認しました。
当日の様子は毎日新聞さんも記事にしてくださっているのでご紹介します。
http://mainichi.jp/articles/20160125/ddl/k12/040/019000c
千葉市を性同一性障害や同性愛などの性的少数者(LGBT)にとっても住みやすい町にしようと、「誰もが認めあえる千葉市へ」と題したシンポジウムが24日、千葉市中央区で開かれ、市民ら60人が参加した。
東京渋谷区で同性パートナーシップ条例ができるなど、各地でLGBTを受け入れる動きが広がる中、「市民も議論し、提言することで千葉市でも実現させよう」と、昨年12月に当事者や支援者で設立した「『レインボー千葉の会(仮)』準備会」が企画した。
パネルディスカッションでは、自身も同性愛者で、同性愛者が社会に受け入れてもらえるように活動しているNPO「すこたんソーシャルサービス」代表の伊藤悟さん(62)が、婚姻関係がないと医師からパートナーの病状について話を聞けない現状や、男性2人で家を借りようとして断られた経験を紹介。「どんな人もお互いを気遣い、助け合う千葉市にしたい」と話した。
LGBTの問題に取り組む布施貴良・千葉市議(民主)は五輪憲章にも性的指向による差別禁止が盛り込まれたことに触れ、「東京五輪が開かれる2020年までに同性パートナー条例を制定させよう」と呼びかけた。
シンポジウムの呼びかけ人の1人、松尾圭さん(35)は「今回をきっかけにして、一緒に活動する人を増やし、LGBTに関連した政策提言をできるようこれからも勉強会を開いて課題を整理していきたい」と抱負を語った。【信田真由美】
パネリストの一人である、よりそいホットライン(電話での総合相談窓口)の企画委員をされている朝比奈ミカさんも指摘されていましたが、上記の伊藤さんのお話にあるような出来事が解消されていくことは、実はLGBT当事者だけでなく、多くの市民にとっても暮らしやすくなることだと思っています。
今、高齢者の一人暮らしなども増えていますが、そこで一人で部屋で亡くなった場合に物件が事故物件扱いになってしまうこともあって、高齢者一人だと賃貸が借りづらい現状があります。また家族がいない場合の入院で、緊急連絡先が書けなかったりすると困る場合もあります。
だったら、家族を異性愛だけの狭い範囲でとらえるのではなく、同性同士でも友人同士でもお互いの生活を見守りあうパートナーとして認められる社会の方が、安心して地域で暮らせる人は増えていきます。
今の家族制度による「家族」だけじゃなく、多様な人間関係・家族関係が認められていくことが助け合える地域づくりにつながるのだと思います。
さて、次回のレインボー千葉の会の活動は2/13(土)14:00〜を予定しています。
資料代500円。場所は追ってお知らせいたします。
内容は、LGBTにとって現状、どんな課題があるのかをみんなで出し合って、勉強会の計画を立てます。
そうした回を重ねながら、千葉市に対しても政策提言をしていきたいと思っております。
こちらでも告知をしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
こちらに載せるのが遅くなってしまったのですが
朝日新聞さんでもこのシンポジウムの開催を知らせる記事を書いてくださいました。
とってもいい記事!画像ですが載せさせていただきます。