4/25 
三菱ふそう派遣切りの裁判傍聴。この日は原告の証人尋問。
原告は派遣切りにあい、寮を追い出されそうになって、声を上げた人。応援しています。

三菱ふそう側の弁護士が「派遣は時給で見たら、他の従業員より高い。雇用は不安定だが待遇は良いといえる。」と発言。だから首を切る事が正当化されるとでもいうのでしょうか。

裁判を傍聴して、原告がどれだけ仕事が好きだったか、仕事を奪われることがどういうことなのか、伝わってきました。「派遣」という働き方であるという事も知らされない中で働き続け、雇用の調整で首を切られる。そんな社会は絶対に嫌です。だから私もこんな社会を少しでも変えたくて活動しています。

証人尋問は長丁場で、私は用事があってあまり傍聴できませんでしたが、これからも微力ながら応援して行きます!

4/26
この日は会議2連発でした・・・。

4/27
午前中は千葉大で「放射線に関する基礎知識」という講演会に参加。
勉強になったけど、なんか地域の人に対してあまりオープンでないなぁと感じました。

資料もプログラムもアンケートも一切なし。
準備不足だっただけなのか、資料等は配る必要がないと思っていたのかは伺っていないのでわかりませんが、ちょっと残念。

千葉大学の防災対策本部が主催だったようですが
今回の情報ってどこで流れていたのか受付の方に聞いたところ
「HPにアップしましたが基本的には学内の人向けの講義であって、あまり学外には広報していません。でも学外の人も参加できるようになっています。」との回答。

(HPの情報はこちら
ちなみにわたしはツイッターで知りました。)

千葉大学は広域避難所にも指定されていて
何かあったときに地域の人が避難してくるところなのですが
普段からもう少し地域に対してオープンでないと
いざというとき避難所としての機能が果たせないのではないかと思います。

私が10分遅れて参加したので最初の山本理事のお話は伺えなかったから
もしかしたらそこで色々趣旨説明とかあったのかもしれないとは思うのですが、
せっかく良い企画だったのでアンケートとかとって参加者の意見を聴いて
次にまたこうした企画をするときに活かして欲しいなぁと思いました。
内容も市民にとって知りたい情報だったと思うので
もう少し地域に向けても広報して欲しいと思います。

午後はいろいろな方とお話。

夜はツイッター版市長との対話会に参加。
ものすごい面白かった!
次回がまたあるなら、もっと私も周りの人を誘おうと思います。
何人かでカフェとか誰かの家とかに集まって、パソコンや携帯を持ち寄って
実際に色々ワイワイやりながら、ツイッター上でも呟くのも面白いかもと思いました。

 4/23(土)に福島県三春町に行って来ました。

三春町は日本三大桜の1つである滝桜(樹齢800年〜1000年くらい)がある場所。
毎年開花時期には約30万人が訪れるのですが、今年は10分の1程度になりそうとのことです。
(4/21河北新報より http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110422t65015.htm

福島では放射能の影響による出荷停止や風評被害で、
農家の方たちが先の見えない不安な状況の中に置かれています。

毎年開かれている桜まつりも震災の影響で中止になりました。

どんどん街の元気が奪われていく。

そんななか「皆で集まって、笑って、語り合う場をつくりたい」と
地元の農家の女性たちが中心となって
三春町に集い、語り、楽しむ今回のツアーが企画されました。

わたしも出荷制限がされた農家の方たちがどのような思いでいらっしゃるのか、
私たちに出来る事は何かないのか
農家の方たちとお話がしたくて参加させていただきました。

三春町は、福島第一原発から約50Km。
放射能は大体平均0.4μSv/hです。
私はこのくらいなら外にいても大丈夫だなと判断して行きました。

滝桜の駐車場には、団体客のバスの姿はあまり見当たらず、
自家用車で来る方がほとんどのようでした。

あいにくの雨の中での滝桜。
わたしは滝桜が何なのか知らないで行ったので
あんなに大きな桜だったことに先ずびっくり。


そして枝を支える支柱の多さにもびっくり。


本当に大きな幹で、垂れ込める桜が見事でした。

滝桜を30分ほど見たあと、農家の方たちとの交流会場へ移動。


100人くらいの人が参加していたと思います。
三春町の町長やJAたむらの方たち、農家の方や地元で生活されている方、
原発付近から避難されてきた方も参加していらっしゃいました。


三春町町長。深刻な話もユーモアを交えながら話してくださいました。

三春町は地盤もしっかりしており、3.11の地震の被害も少ない地域。
他市などからの避難も受け入れています。

当初600人の受入と県に対して伝えたそうなのですが
実際には着の身着のままの状態で避難されてきた方が約1500人。
学校の体育館などを開放して対応したそうです。

しかしその後もどんどん避難してくる方が増え、一時パニック状態に。
そこで郡山市に電話をすると、郡山ではまだ受け入れられるということで
そちらへ誘導されたそうです。

福島県は、地震・津波・原発事故、更に風評被害という4重苦の状況にあります。
特に三春町は地震津波の被害は少なく、放射能も高くないのですが
主に風評被害に苦しんでいます。
この風評被害というのはどうしたらよいのか本当に難しいと、町長や地域の方たちがおっしゃっていました。

野菜や牛乳は「福島県産」というだけで売れない。
モニタリングポストで、基準値以下であっても売れない。
出荷制限が解けても、消費者に売れないためにメーカーが引き受けてくれない。

また、農業だけでなく滝桜も宿泊施設やバスなどがキャンセルになって、
解雇などもされているそうです。

そうした中で、「気持ちが途切れるのが怖い」ということをJAの方が話してくださいました。

作物を作れないのだから保障をするのは大事なことなのですが
保障があるから作らなくて良いというのでは続けられないのです。

種を撒いて収穫をし、それを食べてもらい、また種を撒く・・・
こうした毎年の流れがとても大事で
それが途切れてしまうことが本当につらいのだそうです。

補償を受けるためには、作付けをやめた農地に違うものを作ることは出来ません。

しかし、農地をそのままにすれば、また作物を作るまでに時間がかかります。
1年やめて、次の年にすぐ作れるわけではないのです。

農家は野菜を作って食べてもらう事が喜び
作っても食べてもらえないというのはつらいのだと
有機農業をされている方も発言していました。

農家の方たちがおいしくて安心して食べられるものを
丁寧に作っているのに
そうした努力の全てを台無しにしてしまう原発に
私は改めて反対して行きたいと思いました。

そして私の周りには、
福島の野菜を買い支えたい、
でもどうしてよいかわからないと思っている人が何人かいます。

今回、福島に行ったことで
こうして顔が見える関係になったのだし
放射能も測定しているのであれば
野菜を仕入れて、千葉で顔の見える関係の中で販売できないかと考えています。

その相談をしたら、農家の方が
夏野菜が出来たらお知らせしてくださる事になりました。

有機栽培農家の方たちや福島の野菜を買い支える活動をしている方とも知り合いになれたので
千葉でできることをしっかりやって行きたいと思っています。

一緒に参加した仲間が
「農家の方の顔を見て人柄がわかると、科学的な根拠がなくとも(ありましたが)、野菜に対する不安が払拭された。」と言っていたのが興味深かったです。

確かに、科学的な根拠があっても、不安に思う気持ちというのはまた別のもの。
ある野菜を食べるか食べないか判断するときに
様々な情報を得て選ぶのが、大事なのだろうと思います。

放射能がどれくらいなのか、それはどのくらい体に影響を与えるのか
農薬はどのくらい使っているのか、どんな環境で作っているのか
そして、どんな人がどんな思いでつくっているのか

そうした情報を知って消費者として判断し選んでいくこと。
そんな風に判断できる情報と選べる環境が大事だと思っています。

普段、スーパーに並べられている野菜が
どうつくられ、そこにあるのか
知らなくても消費することが出来たこれまでの社会も
見直されるべきなのではないかと思いました。


皆さんと一緒に食べたお昼。
JAたむらの方たちが作ってくれた手作りのお弁当。
もち米のおにぎり。そして丸ごと一本のきゅうりの漬物。
絶品でした。

 ツイッター版の市長との対話会が
4月27日21時〜22時半に開催されるそうです。
詳細

参考資料などを事前に読んで参加してくださいとのこと。
普段仕事をしている人にもうれしい時間帯ですね。
取り急ぎ。

 昨日から、職場復帰しました。

久々の仕事なので、仕事内容を忘れていたりしないか
とても不安でしたが
皆さんに温かく迎えてもらい
仕事の内容も丁寧にサポートしていただいて
安心して戻る事が出来ました。

仕事内容も、身体が覚えていて
すぐに思い出せました。

活動と仕事とうまく両立させながら
がんばって行きたいと思います。

 今日はカフェ・スタンドにて「サイエンスカフェ」に参加してきました。
(私が書いた告知文はこちら。ウィキペディアによるサイエンスカフェはこちら


そもそも放射線って何?というところから
福島第一原発の経緯、人体への影響
日本の都市部と地方の関係や構造、エネルギー政策についてなど
多岐にわたって議論が出来、
情報を整理するのにとても役立ったなと思います。





市民の間で、科学を議論する事はとても大事な事。
「専門家」にお任せするのではなく、自分たちで学び判断する事が
「社会の当事者である事」「主権者である事」「市民自治していく事」につながっていくと思っています。

また、都市と地方の関係についても議論されました。
東京都ではエネルギーを殆ど作っていないのにたくさん消費をしており
しかも電気が足りなくなっても計画停電も殆どなかった。
千葉県は、エネルギーをそれなりに作っており、それなりに消費しているけど
計画停電が起こり、電車も地方に行くほど本数が減らされた。
福島にいたっては東北電力の範囲なのに、東京電力の電気を作り
家にさえ戻れない人が出ている状況。

こうした格差を生み出す社会に私は反対して行きたいと思いました。

 昨日は浦安市で液状化によって吹き出た土砂の片付けボランティアに参加してきました。

主催しているのは千葉青年ユニオンの神部さん。
震災後すぐ、ボラアンティアを募り
浦安市のお宅を周って住民の方たちのニーズを聞き取り、
それに対応したボランティアをしています。
わたしも神部さんの呼びかけで今回参加しました。


浦安、美浜地区の様子
今もあちこち道路がぼこぼこしたまま、そして建物も傾いたままです。


このように家の外に土砂を入れた袋を置いておけば、市が回収してくれるのですが
一人暮らしの高齢者の方や病気の方、障がいがある方など
土砂が自力で片付けられず、家の外に土嚢袋を持っていけない場合は
片付けてもらえません。

そんなわけで、庭や物置の下に溜まった土砂をみんなで片付け
市に持っていってもらえるよう、まとめて道路に置く作業をしました。
まだ土砂は水分を含んでおり、とても重く
運ぶのはかなりの力仕事。

特に物置の下に土砂が溜まっている場合、一旦物置をどかさなければいけないので
一人では絶対にできないことです。

今回、参加してみて
全体として復旧は少しずつ進んでいるものの、
細かな住民のニーズというのは
なかなか外からは見えてこないものなんだと実感しました。

行政もかなりがんばっています。
しかし住民一人一人のニーズと行政のやっていることの間をうまく繋ぐためには
こうしたボランティアの存在が非常に必要な状況です。

おそらく今も、土砂が片付けられずにいる方も多いのではないかと思います。

細やかなことは、行政だけでは出来ないのは仕方ない事です。
ですので今後、細かい部分にボランティアが入りやすいように
行政からのサポートがあると良いなと思います。
また、ボランティア側からも「こういうことが足りていない」という声を
しっかり行政に届けて行きたいと思っています。

行政に対して単純な批判をするのではなくて、
社会の当事者として「一緒に考えていく姿勢」で
これからもやって行きたいです。

またもや直前のお知らせで申し訳ありませんが、
今、多くの方が気にされている原発、放射線、東電の体質、
そしてこれからのエネルギーについて勉強するランチ会が開催されます。

市民の中で、勉強会を開いて情報共有したり、情報を吟味する事は
とても大事な事だと思っています。
専門家に任せるんじゃなくて、自分たちで勉強して納得していきたい!

是非是非ご参加下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 cafeSTAND:サイエンスカフェ
「福島原子力発電所事故、いまどのくらい危ないの?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニュースの情報や政府の発表って本当なの?
今、福島第一原発では何が起こってるの?
放射性物質ってどのくらい体に影響があるの?
そして、これからエネルギーをどうしていったらよいの?
などなどをワイワイ勉強するランチ会です。

不安に思っていることやニュースを見て疑問に思っていること
みんなで出し合って勉強していきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【日時】4月17日(日)13時〜2時間程度
【場所】カフェ・スタンド
JR西千葉駅千葉大側出口から徒歩1分。
改札出て左側へ出て、外に出たら右方向へ。
ラーメン無限大の2階。
【講師】松尾圭
【料金】¥1500(1ドリンク+サンドイッチ付)

参加のご予約は電話かmailでお願いします。
電話:043-254-2878
mail:mail@cafestand.jp

尚、参加される方、事前に質問メールも受け付けます。
松尾氏のできる範囲でお答えをしていく予定です。
ご質問のある方は、
参加予約と同時に質問したい事を記載願います。

よろしくお願い致します。

詳細はこちら
cafe STAND サイエンスカフェ

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 明日は浦安へ、液状化で出来た土砂の片付けのボランティアに行ってきます。
そのあと、時間が厳しいけど出来るだけ「さよなら原発!野菜デモ」に参加する予定。
夕方は、高円寺にて「座談会 仲間の作り方」に参加予定。

またレポートします。

 昨日、もう一度、県外から千葉市に避難されている方に会いに行きました。
なんと、インターネットが設置されていた!

とても便利になったと、おっしゃっていました。
設置されて本当に良かったです。

今の一時避難所は今月までしかいられないのですが
やはり短い間でも、インターネットが使えないと不便。
情報は重要なものだからです。

また、私がお話した方は、とりあえず半年間の住む場所が決まったそうです。

ただし、コミュニティを維持する形ではなく
それぞれバラバラになってしまうということでした。
あまり時間がなくて詳しくは伺えなかったので、またお話をしにいこうと思っています。

地域の中で出来る支援などをこれから考えてきたいなと思っています。

 4月13日(水)にPARC自由学校「活動家一丁あがり!」講座2期生を卒業しました。
あっという間の一年でした。

「活動家」というと、なにか爆弾でも作っている人のように勘違いする人もいますが、
ここでいう「活動家」とは、社会にモノをいい、働きかける人。
それも、きちんと社会に伝わるやり方で出来ているのか、どれだけ伝わったのか
振り返りながらやっていく人のことだと私は思っています。


私の場合、自分の生き辛さを なんとか人に伝わる「コトバ」にしたくて
この講座を受講する決心をしました。

人に伝わるコトバにすること、それはつまり、
自分が抱えている問題を「社会化」していく事だと思っています。

この講座を受講する事で、様々な人とつながって、信頼できる仲間ができました。
そして、声を上げていくこと、行動していくことで
「自分の抱えている問題」が「他の人が抱えている問題」ともつながっていきました。

それはわたし自身が「社会」とつながり、わたし自身が変わっていくこと、
そして「社会」をほんの少しでも変えていくことでもあったと思います。

選挙もある中での受講だったけれど、みんなも応援してくれて
本当にすごく嬉しかった。
これからも、このつながりを大切にしていきたいです。

そして私はこの経験を生かして、千葉でバリバリ活動していきます☆

卒業式の様子

16日の原発反対野菜デモの予行練習?↑



卒業証書を湯浅誠さんからもらう金田の図↑

カニの被り物をした湯浅さんや河添さんの貴重な写真もあるんだけど
載せて良いの変わらないので自粛(笑)
私の宝物にしておきます。うふふ。

卒業生は、卒業証書と湯浅さんデザインのバッジを頂きました。

3期生の募集もしていますので、是非是非受講申し込みしてみてください。
http://act.parc-jp.org/s/fs
お勧めです☆



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