2012年8月19日に行った、市民ネットワーク千葉県政策調査室企画の生活保護に関する学習会第1回の報告です。

【タイトル】国を挙げての大騒ぎ!? 生活保護問題 
     〜扶養義務ってなに? 強化されるとどうなる?〜 学習会

【講師】稲葉剛さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 代表理事)

【要約】
■生活保護費が増える原因は、最低賃金の低さや年金の低さによるもの。
そのため、働いても生活困窮する現状がある。
つまりこれは、これまでの社会の雇用政策や社会保障政策の失敗によるもの。

■生活保護に対するバッシングは意味がない。生活保護水準は学校就学援助の基準や最低賃金とも連動しているため、バッシングによって生活保護費が減れば他の福祉水準も切り下げられる。

■生活保護に対するバッシングではなく、高額所得者に対する所得税を上げることによって所得を再分配し、家族福祉から脱却した社会保障にシフトする議論を進めていくべき。

 詳細報告はこちらをご覧ください。→ http://p.tl/soYX-

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