3月11日は東日本大震災から2年。
この日私はジェンダープロジェクトの会議でした。
ジェンダープロジェクトでは今期、「災害とジェンダー」「女性の働き方」「公的施設の使われ方」の3つのプロジェクトを立ち上げ、それぞれリーダー(責任者)を決めました。わたしは「災害とジェンダー」プロジェクトのリーダー。
昨年は千葉県の地域防災計画を読み込んで、国の動きや他県の事例、そのほか東日本大震災女性支援ネットワークなどの活動団体の報告や提言などを調査しつつ、千葉県に要望書を提出し、男女共同参画の視点を文言に入れたり、男女共同参画センターの役割を明記することが出来ました。今期は、各市で見直される地域防災計画や、各地域レベルでの避難所運営などにも意見を提出していけるように頑張っていきたいと思っています。
災害の影響は平等ではなく、普段から弱い立場にいる人により強く影響を与えてしまいます。だから、普段から社会の底上げをしていくこと、差別をなくしていくことが災害に強い社会をつくることになります。
3.11は私の問題としていつでも私の中にあります。

「公的施設の使われ方」プロジェクトでは、公的施設の役割として、市民を育てて、育った市民が今度は教える側になっていくという場になっていかないか?という視点で調査していきます。まずは横浜の男女共同参画センターの視察が決まりました。
視察目的は、ここでやっている無業の若年シングル女性の支援(ガールズ支援)について。
調査内容や実際の支援内容も非常に面白そうなので観てきます!


 2月9日に表題のイベントに参加してきました。
これは活動家一丁上がり講座4期生の卒業イベントの1つ。
参加できて非常に良かったです。

障害児と性教育というテーマはとても重要なのにもかかわらず、ある種タブー視されているのですが、本当はもっと語れる場が必要だと感じています。
そうすることで、子どもたちが性暴力の加害者にも被害者にもならないようにできると思っています。

このイベントでは七生養護学校の「こころとからだの学習」裁判を事例に、この裁判の弁護士と原告の元七生養護学校の先生のお二人がお話をされました。
詳細はこちらをご覧ください。

この裁判は性教育に対するバッシングを通して、政治が教育に介入し、教育内容の監視と教師の締め付けをしようとした事件の裁判です。
地裁、高裁はおわって、どちらも不当な介入であったことが認められています。
しかし、教育現場では物言えぬ雰囲気が続いており、人権やいのちそのものを取り扱う性教育の実践自体が失われた状態が続いています。

七生養護学校での「こころとからだの学習」が、そこにいる子どもたちが抱える問題に寄り添った結果、試行錯誤しながら生まれてきたものだということがよくわかりました。
心の傷や、成長に伴う体の変化に対する戸惑いに対して、ひとつひとつ向き合う中で授業がつくられていったのです。
性教育とは、自分のこころとからだを知り、付き合っていく方法を学ぶ教育であり、それは自分を大事にすること、そして人権意識ともつながっていくだいじな問題なのだということをこのイベントを通して学びました。



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